令和5年度山形県高校入試問題【社会】にチャレンジ!

■ 高校受験情報

 気になった高校入試問題をピックアップ!記念すべき第1回は「山形県【社会】の大問3の2(1)」を取り上げます。

問題 表中のBについて、8世紀できごととして適切なものを、次のから二つ選び、記号で答えなさい。

8世紀  奈良に平城京がつくられた。8世紀後半、貴族や僧の間で勢力争いが激しくなり、政治が混乱した。

  中大兄皇子が政治の改革を始めた。
  朝鮮半島に百済と新羅が成立した。
  朝廷が墾田永年私財法を定めた。
  栄西や道元が中国から禅宗の教えを伝えた。
  関東で平将門が反乱をおこした。
  国の成り立ちなどをまとめた『古事記』が完成した。

 さて、「Thinking Time」は1分です。

 

 

 それでは、正解です。正解はです。どうでしたか?解説していくと、
 表中に「奈良に平城京がつくられた」という表記があります。つまり、このことから「奈良時代」のできごとを選びます。
 は「中大兄皇子」から「飛鳥時代」。は「百済」から「古墳時代」、は「栄西・道元」から「鎌倉時代」、は「平将門」から「平安時代」となります。今後、歴史の受験勉強をしていくにあたって大事なことは、「その出来事」や「その人物」が一体「何時代」のものなのか?ということを意識しなくてはいけない、ということです。もちろん、その他にも「その出来事の『原因』や『結果』など」も覚えなければいけませんが、まずは、「その出来事」や「その人物」が一体「何時代」のものなのか?ということを意識してみてください。
 ちなみにこの問題の正答率は「29.4%」でした。歴史が得意!という皆さんには正解してほしい問題です!

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