コロナウイルス第2波来れば「修学期間延長の検討も」。しかし、高校入試は…。

■ 校舎からお知らせ

 読売新聞オンラインの報道によりますと、新型コロナウイルスへの学校の対応について、萩生田文部科学相は5日の閣議後記者会見で、感染拡大の第2波により長期の休校となった場合は今年度の修学期間を延長することも検討するとしました。
文科省は休校による学習遅れへの対策として、夏休みの短縮や指導内容の見直しなどを打ち出しています。萩生田文科相はこれらの対策を前提とした上で「再び休校が長期にわたった場合、学びの時間を確保するさまざまな方策を選択肢に入れておく必要がある」としています。この選択肢の1つに見出しとして付けた「修学期間延長」が含まれると思われます。
 また、来春の高校入試については「例年と同様に1~3月に実施してほしい」としています。高校入試では、中学3年生が居住する都道府県内での受験が一般的で、移動による感染拡大のリスクが低いことを考慮。文科省は既に、入試を実施する都道府県教育委員会などに、出題範囲を限定するなど必要に応じて工夫するよう通知を出したそうです。

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