2023年度神奈川県「共通選抜」分析【国語】

■ 高校受験情報

 神奈川県「共通選抜」分析の第3回目は「国語」です。
Ⅰ 2022年までの平均点と問題難易度
過去6年間の平均点が5教科の中で最も高く推移している。
Ⅱ 過去6年間の合格者平均点(全日制)の推移
2017年:73.1点⇒2018年:65.6点⇒2019年:59.1点⇒2020年:69.1点⇒2021年:65.7点⇒2022年:61.3点
Ⅲ 2023年の合格者平均点・問題難易度・傾向
 ① 2023年の合格者平均点は「75.1点
② 大問五題で、「問一は漢字・韻文の鑑賞文。問二は小説文。問三は論説文。問四は古文。問五は資料読み取り。」で全体の構成や問題数に変化はありませんでした。
③ 問一では、漢字の読み・書きが選択式での出題。問三はでは、四字熟語の内容を問う問題から、二字熟語の構成を問う問題に変更されました。問五の記述は問題文の長さ、記述量ともに例年並みのレベルでした。
 ④ 神奈川県の共通選抜における国語の得点アップの秘訣は、⑴漢字は、中3配当までのものをすべて「読める・書ける」まで仕上げる。⑵文学的文章は、登場人物の心の動きを時間とともに把握する。⑶説明的文章は、説明内容の順序と論旨を正確に理解する。⑷資料の読み取りは類題演習を完璧にこなす、ことです。これらを目標に頑張りましょう!

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