2023年度神奈川県「共通選抜」分析【英語】

■ 高校受験情報

 本日より不定期で神奈川県「共通選抜」の分析をしてみたいと思います。第1回目の教科は「英語」です。
Ⅰ 2022年までの平均点と問題難易度
 難易度が高くて差がつきやすい。「英語による理解」が求められる。
Ⅱ 過去6年間の合格者平均点(全日制)の推移
2017年:51.9点⇒2018年:56.1点⇒2019年:49.8点⇒2020年:49.4点⇒2021年:54.6点⇒2022年:52.1点
Ⅲ 2023年の合格者平均点・問題難易度・傾向
 ① 2023年の合格者平均点は「55.3点
 ② 昨年より使用された語数が減ったことや、解きやすくなった問題の影響でやや易化したと思われます。これにより、合格者平均点は上昇しそうです。
 ③ 以前と比較して、英語は受験する高校のレベルによって最も差がつく教科となっているので注意が必要です。
 ④ 昨今の共通選抜では、「中学校で身に付けた学習内容を元に、設問で提示されたものについて思考、判断する力」が求められています。単純な暗記だけでは対応できない問題も散見されます。そのため、基本事項を早期に完成させ、1つレベルの高い問題を数多く取り組むことがポイントになります。

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