5月13日、文部科学省は新型コロナウイルス感染症のため、中学校が休校していることを踏まえて、2021(令和3)年度高校入試の実施において配慮するよう教育委員会などに通知しました。受検者一人ひとりが安心して取り組めるように、地域における中学校等の学習状況等について、都道府県教育委員会や市区町村教育委員会、私立学校等の各関係団体及び中学校等の間で、適宜情報共有や連携を図り、各実施者において適切な検討ができるように要望しています。具体的には、
◆スポーツ・文化関係の行事、大会の実績や、資格・検定試験等の成績を入試で評価する際は、中止、延期等で志願者がこれらの行事に参加できなかったことのみをもって不利益を被ることがないようにするように求めています。
◆出席日数や学習評価の内容等の記載により不利益を被らないようにすることや、諸活動の記録や指導上参考となる諸事項等に記載欄を設けている場合は、当該記載が少ないことをもって、志願者が不利益を被らないようにすることを求めています。
◆地域における中学校等の臨時休業の実施等の状況を踏まえ、2021(令和3)年度高校入試のおける出題範囲や内容、出題方法について、必要に応じた適切な工夫を求めています。正式なアナウンスはまだありませんが、ニュース報道などを見ると「生徒自身が問題を選択できる」ようになるというものがありました。
また、小学校や中学校等の入試についても同様の工夫を求めています。
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